2012年10月12日金曜日

Castel Fontana - 城内編

 
フォンターナ城、ドイツ語でこの名所はBrunnenburg

1250年にチロルのアルベルト伯爵の奉公人が建設

1958年から1962年にはあの有名なアメリカの詩人

Ezra Pound(エズラ・パウンド)が住んでいました。


 
こちらは昔の方が使われていた部屋なのですが、ひとつ気になる物がございます。


これ、何だと思います?

何か書かれていましたがドイツ語なのでさっぱりわからず。。。

係のお兄さんは丁度、他の部屋の掃除をし始め、

近くにいなかったので聞く事ができませんでした。

ワタクシの意見ですが、これは子供のトイレ???

穴の開いている所に腰掛けて、その下に器を置いてオマルのような

働きをしていたのでは???

とにかく昔の道具を観るのは想像が膨らみ楽しいです。


ここではバターを作る器械などが展示されていました。


台所ですね。

釜の火をおこせば今でも使えそうでしたよ。

この他、小麦を粉にする大きな機械から、パン作りに必要な

数多くの道具が展示されていたので、思ったより観る物が多く

営業時間をたっぷり超えてしまいました。

でもあの優しいお兄さんは嫌な顔ひとつせず、ゆっくり回って下さいねと

優しい言葉までかけて下さいました。


詩人が住んでいた城の方へ移動



この1階にはワイン酒造所



この器械に葡萄を入れて搾っていたのね〜





中庭を通って詩人 Pound が暮らしていた部屋を拝見することに


 石畳がとても素敵です。




 君は誰?
 

僕は、、、こう見えてもライオンなんです。

生まれは中世でござんす!


どうやら、こちら3階?が詩人の作業場らしいです。

中からはこんな景色が一望


この景色を見ながら美しい言葉のフレーズを奏でていたのね。。。

 で、この詩人、名前は知っていたのですが読んだ事はございません。

友人の書斎に彼の詩集が並んでいた事だけ覚えていました。 ^^;




実に楽しかったです。

優しいお兄さんでなければ、これを見逃す所でした。

本当にラッキーでしたわっ!

最後、お兄さんと一緒に門を閉めお別れしました。



林檎と葡萄畑を通りながら来た道をゆっくり登り、最後には夕食前の

アペリティーボ(食前酒)タイム!


 今日はこれで終了となりました。


Cin Cin !  (乾杯)

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13 件のコメント:

  1. さすがに古い城。
    置いてあるものが、見慣れないものばかりです。
    昔の生活が浮んできそうで興味深いですね。

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    1. 見学しながら当時の人達を想像し楽しんでいました。
      今でもこの器具を使ってパン作りをする方がいるようです。

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  2. Ezra Poundの部屋と、そこからみた景色の写真、初めて見ました。どうもありがとうございます。静かな場所なのでしょうね。

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    1. はい、とても静かな所です。
      心が奇麗に洗われる場所でもあると思います。

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  3. わたしも、おまるかな?と思いました^^

    それにしても、中庭の素敵なかわいいお城!
    奉公人が建てたのですか?
    みんな、幸せに暮らした時代だったのでしょうね^^

    昔の台所等 見るのが大好きです^^
    貴重な写真を見せて頂いて、ありがとうございました!^^

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    1. 素敵なお城でした。
      ここに住まわれている方がとても羨ましく思われました。 ^^;

      ここで料理作ったら何でも美味しくできるような気がします。
      時間はかかるかもしれませんが・・・(笑)

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  4. miluさん こんにちは♪

    歴史あるお城なんですね~
    1250年だなんて とても古いお城なんですね。
    なんでしょうね~ そのドーナツ型のイスみたいなものは・・・・^^;
    ほんといろいろ想像してしまいます^^
    なんかいいな~ こういう台所^^
    好きだわ~~
    いや~ 面白い! 実際に行ってこの目で見てみたい~

    >私も書く作業がほんとなくなったから
    簡単な漢字も書けないですよ~ (^_^;)
    確かに 時代とともに言葉も変わっていきますね。
    日本は特に目まぐるしいように思います。
    外国なんかもそうなんだろうか? イタリアはどうですか?

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    1. この地方は古城が多く、全部魅力的でした。
      昔の人が使用していた道具は面白いですね。
      我々が現在使っている物も時代と共に珍しい物に変わって行くのでしょうね。

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    2. イタリア語は日本程言葉の変化はありません。
      やはり古風な国ですから。。。 ^^

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  5. この地方の公用語はイタリア語、ドイツ語?フォンタナ城がブルンネンブルグとなるのですね。それとレストランの店名もメニューの表示もドイツ語になっている!例の「おまる」のドイツ語説明表示、知りたーい!大いに興味あります!!!

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    1. この地方はドイツ語圏です。
      イタリア語を話しかければイタリア語で返事してくれますが、家族同士はドイツ語を使用しているそうです。
      おまるだったのかしら???
      調べてみます。

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  6. 面白い椅子ですね!
    ホント色々想像しちゃいます(^▽^;)
    石畳もステキ~(⌒∇⌒)
    ヨーロッパのお城ってホントにステキです♪

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    1. もうすぐハロウィンですが、このお城でパーティーしたら楽しそうですね。

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