先日、世界番付と言う日本の番組をネットで見ていたら
適当な国ランキングで、なんとイタリアが第一位
予想はしておりましたが・・・
オペレッタの公演が先週の日曜日にありました。
そこにもそれを証明できるエピソードが存在 (´_`。)
確かに適当。。。
(でも全員がそうではないのですよ。
我々のキャプテンは日本的な方、私よりきちんとしているかも?!)
公演日、劇場に到着して彼に挨拶に行ったら、元気無し
どうしたかと訪ねると。。。
音響さんが頼んだ物を持ってこなかったり、舞台大道具係が
2時間遅れて到着したとか・・・
2時間ですよ?! 皆さんどう思います? ヽ(`Д´)ノ
日本の方はここで気絶してしまうでしょう。
音響係にパノラマ・マイク(床マイク)を4本頼んであったのに
その半分の2本だけ持ってきた。
オペレッタは歌だけではなく、お芝居も踊りもあるので
マイクはとても大切です。
とりあえず2本のマイクでテストしてみますが、演出通りの
立ち位置からは声が余り会場に届かず ・°・(ノД`)・°・
すると音楽指導者は大きな声で歌って下さいと・・・
あの〜〜〜、、、我々は機械ではありません。
人間の音量には限度があるのですが?!
結局、彼女は出来る限りマイクの近くで歌うよにと、
あたかも解決策のように指導する。
我々は1ヶ月程かかって演技ポジションを仕上げたのよ〜〜〜
それが、一気に水の泡 ( ̄_ ̄||)
キャプテンも皆からどうしたら良いの質問攻めにあい
挙げ句の果てに、適当にやって下さいとの事。 @@;
ワタクシの相手役のテノール歌手は、この題目(オペレッタ)が
デビューになるため、それだけでも緊張は半端ではありません。
可哀想だったので落ち着かせようと思いましたが無理でした。
あ〜だ、こ〜だしているうちに時間は過ぎ、開幕
残念ながら舞台を15年程経験していると、こういう事は結構あります。
そのお陰でワタクシは慣れてしまった = 動じない
ほんまですか〜??? @@。
結局、分けも判らないまま幕が開くが、みんな適当にアレンジして
真剣に取り組む。
私はありったけの声を張り上げ歌うけど、自分の声がスピーカに
戻ってこないので、どのようにお客様に届いているかは未知の世界。
久しぶりの力みの声、一緒に目も飛び出るのではないかと
思ったくらいですよ〜 ひょえ〜〜〜疲れるわぁ。。。
そして劇は以外とスムーズ進み、成功 ┐( ̄ヘ ̄)┌
信じられないっ! と思われますが、これがイタリアなのかも。
日頃から何もかも適当なので、案外どうにかなってしまうのかしら?
一応イタリア人も本番前にはピリピリ神経高ぶり、喧嘩もありましたが
終わると何事もなかった様に。。。
これに全て真剣に対応していたら、身体がいくつあっても足りません。
と言う事で、皆が喧嘩していようが焦ってパニック状態になっていようが
冷たいようですがワタクシは一切、ノータッチ!
楽屋に入ってゆっくり準備
その間、あ〜なんて面白い人達なんだろう?!
。。。と、笑うしかないのですっ! ( ̄∀ ̄||)
笑うしかないぃ〜〜〜
これが、イタリアで生きていく為のコツでございます。
計画的に動きたいと思っているイタリア人、でもそれが出来ない。
約束は守ろうとしている、でも守れない。
( いや、きっとふりをしているのかも?)
そう、彼ら自身はきちんとしたい気持ちはあるようですが
どうしても出来ない人達なんですね。
ワタクシ、日本人が君達にスムーズに生活できるコツをと言っても
そんなの必要ないと言われる。
そればかりか、そんな事を僕たちがしたらこの国はどうかなってしまう!
。。。。。 これ以上マイナスになると言う事ですか?
理解不明??? 意味不明???
遺伝子に組み込まれたこの適当細胞は、これからも
受け続かれていく事でしょう。
皆さん、イタリアへ来る前には予防接種を受けましょう!
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