2009年10月21日水曜日

蝶々夫人その2

さて、皆様から蝶々夫人のコメントを頂きましたが
やはり、日本人に演じて頂きたいと・・・

確かにヴィデオを見ますと、世界のオペラ歌手だったテバルディさんも
他の外国人よりはましですが、着物の着こなしや足元が広がっていたり^^;
日本人から見ると『うぇ〜』って感じかな?
雰囲気出ていませんね〜
ましてや、15歳には見えませんっ!!!

実はこのオペラ、非常に矛盾しているんです。
主役を演じる蝶々夫人の年齢は15歳。
なのに、 有名な作曲家プッチーニ(イタリア人)は、乙女15歳の声にほど遠い声質のメロディーを書いたのです。
強い迫力ある重めの声質、日本の15歳の少女から出るはずのない声を求めたのでした。
プッチーニさんはイタリア人だったので、日本の事を良く理解していなかったのか?物語がドラマチックなだけに、彼は力を入れ過ぎたのかしら??
友人も、ワタクシが日本人だからこの曲を『歌って〜』
と要求してきますが、お断り〜です。
こんな小さな身体で歌えるわけないでしょっ!
こちらのソプラノ歌手の体形・・・
凄いですよ〜

この前、オペラを見に行きましたら、あるソプラノ歌手はワタクシの4倍ほど大きい。。。
ベッドの上で歌っているシーンがありましたが・・・
それはそれは、まん丸な方だったのでころっと落ちるのではないか?
と見ている方がヒヤヒヤしていました。
あの超有名なマリア・カラスさんは、デビュー当時に『
と呼ばれるくらい大きかったそうな・・・
彼女は、そのあだ名が悔しくて寄生虫を飲んで痩せたと言う
話もあるんですよ。 
それこそ『ぞ〜っ!』てか? はっはっは!!
現在はソプラノ歌手の体形は徐々に普通になって来ていますが、ワタクシから言わせて頂くと、まだまだ君達『デッカいよ〜
彼女達から言わせれば『ガリ子にデカいと言われたくないわっ!』って感じですね。^^;

1954年に八千草薫さんが蝶々夫人を演じた映画があります。
もちろん彼女が歌っているわけではありませんが、口パクがお上手でした。
イタリアのテレビで、たまたま放映していたのを見たのですが、とても良かったですわ〜
you-tubeで探してみましたが見つかりませんでした。残念!


でも私も人の事『アーだコーだ』と余り言えない立場なんです。。。
日本人なのにオペレッタで伯爵夫人の役やオランダ人、来年の3月に公演予定の新しい題目のオペレッタはアメリカ人の役なんです。^^;
イタリア人からしてみれば何で〜???
顔が・・・

(ぺ)つぶれてる〜
(主)なっ、何よ!文句ある?



ピッタリの役は・・・(と言っても中国人でしたが)
この前のイタリアのオペレッタ<Cin Ci La>だけですね。^^*

50−60代の方が平気で20代の役を演じたり
外人が日本人になったり、日本人が外人の役を演じたり・・・
このように、オペラやオペレッタの世界は結構矛盾しているのです。

お・わ・り

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10 件のコメント:

  1. ん?ん?と読まさせていただきました。
    「蝶々夫人」って、舞台は日本だったんですねー。全く知りませんでした。いや、お恥ずかしい。

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  2. うん、うん、と納得させられっぱなしのお話です。
    そうですよね^^
    日本人が西洋人の役をしても、外国の方から見ると、違和感あるだろうし、・・・^^;
    でも、この前の<Cin Ci La>は、はまり役ですね^^
    すごくかわいいです!
    応援ぷち!

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  3. きっと、「この曲を歌えるのは?」というのが第一優先なんでしょうね。見た目とか役に合うかとかは二の次かな??逆に考えると、いろんな役(人種?)をできるって楽しそうですね。

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  4. Miluさんこんにちは(*⌒ー⌒笑)o
    いつもありがとうございます、d(-_^)感謝

    今日も秋晴れの好天でしたが16時ごろから雲が・・・
    ふらないといいですが・・(≧∀≦)

    蝶々婦人、日本人の繊細さ、着物の着こなしは他民族では・・・、文化が違いますからね。
    最近つねずね思います、日本人に生まれた幸感を。

    応援 ~凸ヽ(。・ω・桜)ノ

    (*⌒ー⌒笑)o『笑う門には福来る』

    返信削除
  5. *MOBIさんへ
    日本が舞台のこの蝶々夫人は、イタリアのスカラ座で講演された時に日本の着付師を呼び、日本のカツラとか、演技指導も日本人の演出家を呼んだりで、わざわざこのオペラの為に日本からスタッフがお見えになりました。^^
    この数年前に話題になったのは、演出が日本舞踊や歌舞伎式で、黒子さんを使ったそうです。

    º   。  º   º   o   。  。 o  。  º  。

    *にゃあもさんへ
    いつもコメント有り難うございます。^^
    本当にぴったりの役の方が少ないです。
    日本人がオペラをするという事は、日本でいったら外人さんが歌舞伎をすると同じ様な事でしょう。
    違和感ありますね〜・・・^^;

    º   。  º   º   o   。  。 o  。  º  。

    *PortulaKaさんへ
    本当にその通りです。
    この曲にあった<声>で決まります。
    確かにいろんな役を演じられる事は楽しいです。
    オペレッタは私に合わせて台本が変えられる事もあるんですよ。次回のオペレッタはアメリカ人の役ですが、日本人とアメリカ人のハーフになるんです。^^*
    はっは! 笑っちゃいます。

    º   。  º   º   o   。  。 o  。  º  。

    *sakurapapaさんへ
    一般論ですが、やはり日本人の繊細さは素晴らしいと思います。
    他の国では無理ですね〜 ^^
    美に対する意識も優れています。
    私もパパさんと共感!
    日本人で良かったとつくづく思います。

    感謝ですね。^^/~~~

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  6. 子供の頃、「椿姫」をテレビで観ましたが、
    難病に罹って死期の近いヴィオレッタを
    ボテロの絵みたいにまん丸いプリマ・ドンナが演じていて、
    吉本新喜劇並みに笑えました。地べたを這いつくばって
    笑って、気が付いたらヴィオレッタは死んでました^^;

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  7. Miluさんの4倍なら、コロッとより
    ゴロッとかな?(汗)
    寄生虫ダイエット、昔流行ったんですよね(>_<)
    私はごめんだわ・・・

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  8. *ぼんくらオヤジさんへ
    椿姫の最終場面は、痩せ衰えていなければなりませんが、確かに大半のソプラノ歌手は丸いですよね。^^;
    実は、この前見に行ったオペラも必死に笑いをこらえていました。ベッドの上で色っぽい演技が必要とされたソプラノ歌手でしたが、見事にコロコロしていらっしゃったので、降りる時も何となく這っていました。(爆笑!)
    でも、さすが!すっごい声でした。
    ゴーって感じ。。。

    º   。  º   º   o   。  。 o  。  º  。

    *幸さんへ
    笑いを押さえるのに大変でしたわっ!^^;
    やはり身体に比例し、すっごいボリュームの声でしたよ。
    さすがっ!!!

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  9. 昔、森公○子さんをタクシーに乗せたことあるんですけど、、、
    お気に入りのフランスパンを買ったとかで、家まで待てず、車内で召し上がられておられました。呼吸するだけで体力消耗してるみたいな。

    オペラの世界も配役がユニークというかバラエティーというか、、、
    SOFT BANK携帯電話のCMの配役もすごいけどね。

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  10. *Ujinyさんへ
    どうしましょう。。。
    浦島太郎状態です。
    森公○子さん?
    誰ですか?知りません。
    日本の芸能情報はチンプンカンプンなんです。^^;
    想像ですが、ちょっと太めの方っぽいですね。
    はっはっは!
    オペラは配役が、異常にふ・し・ぎ。
    あれ〜と思いながらも、文句言う人は殆どいません。^^

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