Il poliziotto - 警察官（空き巣編）

　
これは随分昔の話ですが、イタリアのおまわりさんの仕事ぶりを

お話し致します。

はっきり言いますと。。。悪口なの　


ある日、イタリアへ出張にいらした人の所に空き巣が入りました。

クリスマスのバカンスで１週間程お留守にされたのですが

家に戻って来たら、玄関の戸がこじ開けられ相当な金額、

日本円を盗まれました。

彼はビックリして私の所に電話を。。。

あらら、ワタクシもびっくり！　(((( ;°Д°))))　

慌てて、警察に電話をして直ぐに彼の家へお邪魔し、

警官の到着を一緒に待つ事に。

暫くすると一人の警官がやって来、直ぐに盗まれた物をチェック

現金だけでしたが、それは結構な金額です。

荒らされていなかったので、犯人は彼が留守にする事を知っていたと


あの〜〜〜それを知っていたのは、ワタクシですが・・・

えっ？！

私が犯人ってか？

いい加減にしてくだされ

確かにその事を知ってましたが、ワタクシと彼は信頼し合っている友人

そんなバカな事はありませぬっ！


ま〜、警官もワタクシが犯人とは思っていないようなので一安心

で、ワタクシはそこでとりあえず指紋でも取って下さいと言ったら

（警官）はっはっは、、、あなたテレビの見過ぎですね〜

なぬっ？！

日本では、直ぐ指紋とるけど。。。

では、犯人の捜査はどのように？？？

（警官）現金は諦めた方が良いですね〜〜〜

　　　　犯人探しも容易ではないし。。。

撃沈。。。。仕事する気ありますか？？？

そこで現金は日本円だから銀行に手配して、円を両替する人を

探し出せばと提案をしたのですが、うまの耳に念仏。

無理ですね〜っと鼻で笑われました。

どう思います？

本当にこの警官、何をしに来たのでしょうか？？？

結果、盗まれた金額を記入して帰っていきました。

何事もなかったかの様に。。。　(￣＾￣;)

ただ、これからは現金は家に置かない様にと注意されただけ

我々あきれて暫く呆然としておりました。

そうそう、指紋はどんな場合に採取するか訪ねたら

殺人事件の時と言われました。

それは、あ〜〜〜ったり前ですよね！！！ 


それにしても、この日は警官の対処の仕方に驚かされた日でした。

そして・・・

お巡りさんに守ってもらう事を諦めた日でもありました。

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