2017年1月16日月曜日

反体操 - アンティジム



 
アンティジムは40年の歴史を持つ、自己の身体をより理解する為の体への教育です。
フランス人のテレーズ・ベルテラは理学療法、臨床医学(セラピー)、バイオエネルギー、神経筋緊張、

ロルフィング、ゲシュタルト心理学、鍼療法、中国医学、ジークムント・フロイト、カール・グスタフ・ユング、
ヴィルヘルム・ライヒの精神分析学など多くの技術を学び、このアンティジムを考案しました。

アンティジムの動きは体や生理学に極めて忠実で、それらは理学療法士であるフランソワーズ・メジエル氏によって明らかにされたバイオメカニクスをベースとしています。

2013年には100人にもわたるアンティジム資格者が世界各国で教室を開いています。

ドイツ、イギリス、ベルギー、ブラジル、アルゼンチン、カナダ、コロンビア、スペイン、USA、

フィンランディア、フランス、イタリア、ニューカレドニア、スウェーデン、スイス、スロヴァニア、ウルグアイなど。

育成学校  アルゼンチン、ブラジル、カナダ、スペイン、イタリア、フランス
 

アンティジムの基本

アンティジムは自己の体をコントロールし、その知識を深める為のオリジナルメソッドで、今まで体験したことのない心身の調和を永続的に得ることができます。

メソッドは小さなグループで行われます。
参加者は言われた動作を正確にする必要もありません。動かせない箇所を発見することが重要なのです。
真似をしないようにトレーナーは動作を見せず、参加者に口頭だけで説明します。
自分で動きを理解し、動かすことによって脳と体を繋げます。
我々の日頃あまり使われていない多くの体部は指令を送っても動きません。
筋肉を無理のない範囲で動かしていき、その動きは些細ですが刺激は強く効果的です。
大きな筋肉から小さな筋肉、いつも使われている筋肉からほぼ使われていない筋肉までの様々な箇所を目覚めさせます。
 

主な効能 :  筋緊張と動きの改善、ストレスと筋肉の緊張(背中、首、肩など)を和らげる、脳神経と運動能力の向上などですが、人其々違います。


体験者の声
 
私はアンティジムを初めて約5年ほど経ちます。最初はただの好奇心で何となく始めましたが、現在では余りの気持ち良さに体操中に寝てしまうこともあります。
中々一言では伝えられないこの体操、実際に体験して頂くのが一番なのですが、例えば舌の体操、顎の体操、目の体操など日頃余り使わない筋肉や筋を動かしていきます。私が最初に戸惑った動作は足の小指、その小指だけを動かそうと思っても思うようには動かせず、他の指も一緒に動いてしまったり全く関係のない箇所、手の指まで勝手に動いているのです。足をまっすぐ揃え下さいと言われ、自分では真っ直ぐにしていると思っても実際には真っ直ぐではない等、毎回何かに気付かされています。体だけではありません、体を理解すると同時に自己の精神状態も把握することができます。


 

 履歴
1951年生まれ
1969-1972年        ミラノのピッコロ劇場の演劇アカデミーに通う
1970-1972年        ミラノ、スカラ座で黙劇の仕事をする。
1977-1986年        黙劇・自律訓練法・ヨガ・モダンダンス・ヴェリーダンス・オイリュトミーを学ぶ。
1986−1989年        考案者テレーズ・ベルテラの元でアンティジムを体験する。
1989−1991年      アンティジム育成コースを受ける。
1991−1993年        イタリアピエモンテ州の人間科学センターで筆跡学を学ぶ。
2001−2004年        トリノで頭蓋整体療法を学ぶ。

1986年から今日までテレーズ・ベルテラの元でアンティジムを深化・精錬し、フランス・アルゼンチン・ブラジル・イタリアでトレーナー兼育成指導者として活躍している。

2013年からイタリア育成指導責任者に任命される。
1994年からミラノとビエッラのスタジオでアンティジムを指導している。




アンティジム、オフィシャルサイト : http://antigymnastique.com/en/